サイト停止のリスクが大きく、サーバーコストの削減に踏み切れない状況
株式会社メディア・ヴァーグが運営するクルマ情報メディア「くるまのニュース」では、サーバーコストの削減が課題となっていました。社内でも改善案を検討していましたが、媒体規模が大きく、インフラ構成を変更してサイトが停止した場合の損害やリスクも大きい状況です。担当者と改善案を出すところまでは進めたものの、技術的な確証が得られず、検討した改善案を実行に移せずにいました。そうしたなか、社外取締役からSevenrichを紹介されたことをきっかけに、Sevenrich Digitalで技術支援を行う株式会社DELTAとの相談が始まりました。
AWS環境の調査から構成見直し、主要な実作業までを支援
支援内容
- AWS環境の調査・インフラ構成の見直し
- インフラコスト削減・セキュリティ強化施策の提案・実行
- 構成変更に伴う影響範囲やメリット・デメリットの説明
- 構成変更に必要な主要な実作業
今回メディア・ヴァーグが利用したのは、DELTAが提供する「CTO Booster」です。CTO Boosterは、技術課題の調査から改善策の提案、実際の作業までを成功報酬の範囲内で依頼できるサービス。今回も、サーバーコストの削減余地を調査するところから、インフラ構成の見直し、構成変更に伴う主要な実作業やセキュリティ強化対策までをDELTAが支援しました。また、途中で構成を見直す必要が生じた際には、変更による影響範囲やメリット・デメリットを説明したうえで、メディア・ヴァーグと認識を合わせながら新しい構成への切り替えを進めました。
AWSコストを約83%削減。表示速度やセキュリティも改善
AWS上のサーバー構成を見直した結果、「くるまのニュース」のAWSコストは月額約340万円から約60万円程度まで減少。280万円もの削減に成功しました。さらに、サイトの表示速度にも改善が見られ、SEOスコアの向上を下支えしました。プロジェクト開始直前は約5億PVだった月間PVは、その後8億PVを超えています。
この結果を受け、同社ではコスト削減への意識が高まり、外注に任せていた部分を社内でも進めるべく、インフラ人員の採用も検討が始まりました。担当者からは「インフラの最適化について考えることの重要性が、会社全体で共有できるようになった」とコメントをいただいています。

(左)株式会社メディア・ヴァーグの開発責任者である森さま、(右)DELTA馬場